症状が悪化していた時の事
私の右腕は、身体の内側から引っ張られている状況があったので、普段でもピンと張っている状況であった。
緊張する場面になると更に、身構えるように身体を固くしてしまうから、更に引っ張られるようになる。
身体としては、このような状況では思った通りに動けないから、震わせて弛ませようとする。しかし、震えては字が書けなくなり、書かなければならないというプレッシャーや恥ずかしさもあるから、震えを抑えようとして手や腕に力を入れてしまう。
この「弛めたい」と「力を入れたい」という相反する指令を出すのが脳であり、それが脳の過活動(パニック症状)の原因だったのかもしれません。
相反する指令って、脳にとってはかなりのストレスだと思うんですよ。
例えば、私が良くやってしまうのは、「やりたくない」のに「やらなければならない」という思いを抱いている時に、何もやる気が起こらなくなるという状況になってしまう。そういった場合は、「やりたくない」を「やってもいい」にするか、「やらなければならない」を「やらなくてもいい」にするかのどちらかに意識変換をしないと動き出せないんですよね。
そう考えると、「弛めたい」「力を入れたい」という相反する指令の内「弛めたい」を「弛めなくていい」(普段の引っ張られている状況を改善する)とした事による緊張緩和(脳の過活動の緩和)の効果がある気がします。←今書いていて思った事なので、観察してみます。