Loosen up

とりあえず一度ゆるめてみよう

書痙~緊張すると震える?~

私は長年「緊張すると震える」という言葉をなんの疑問も抱かず使用していました。しかし、ある時「震えは緊張を解く為に起こる」と書かれた本と出会い、震えに対する認識に別の見方があるのかもしれないと思うようになりました。

 

しばらくして、書痙って‥花粉症発症(アレルギーバケツ)理論のようなものかもしれないなという考えが浮かんできました。一定の許容範囲を超えた場合に発症するというあの理論(一因として認識しています)です。

 

反応の大小はあるにしても、緊張するって誰にでもあると思うんです。

緊張する場面で身体が硬直したり、声が震えたり、手が震えたり。文字を人前で書く時も、筆記に自信のある人以外は多少なりとも緊張する人が多いと思います。だけど、書痙という症状になる人とならない人がいる。重症化すると緊張する場面でなくとも文字が書き辛くなってくるというのは、一瞬の心の動きや気持ちの問題だけでは無い気がします。

 

そこで、前述の理論です。

もしかしたら、身体に蓄積された緊張というものが影響しているのではないのだろうか?「これ以上の緊張の蓄積は無理。弛めなくては何かしらの支障が出る。もう限界だ。」という脳からの指令により、身体を防衛する手段として震えを引き起こしているのではないだろうか?だとしたら‥緊張MAXな部分が身体のどこかに潜在しているはず‥。

そんな考えを抱いた私は、長い間心の問題に向けていた意識と関心を身体の緊張箇所の特定と弛め方法へ向け始めるようになりました。