Loosen up

とりあえず一度ゆるめてみよう

書痙~緊張しているのはどこ?②~

さて、私が特定したその場所とは‥ずばり!インナーマッスルです。

まず初めに注目したのは大腰筋です!

 

下半身と上半身をつなぐ筋肉で、色んな意味で重要な働きをしている筋肉です。腰痛や股関節痛にも影響が有ると云われています。

この大腰筋というのは、ストレスに反応しやすい場所とも言われています。ちょっとした感情の揺れにより足の長さが変わったりするのもこの筋肉の収縮によるものなのでしょう。(そんな施術を経験した事が有ります)

さて、緊張している場所を特定し、その場所へのアプローチを重ねる事により、どうなったかと言いますと、書痙だけでなく、前記事の私の右側不調の原因がすべてこの部分の緊張(硬直)のせいだったのかもしれないと思う程、色々な影響がありました。

  

 特に意外だったのは、右わき腹付近がこれまで縮こまっていたんだなと感じられた事です。右肩下がりも、その部分に引っ張られていたのか改善が見られ、股関節の違和感も消えつつあり、首の付け根も柔らかくなったと感じています(ついでに頭皮も柔らかくなった気がする‥)。

 

肝心の書痙に関しましては、今までにない右腕の弛みを感じ、長い間何もしなくても力が入っていた状態だったのだなと実感しました。親指と人差し指の震えに関しては、力みを伴ったガッチガチ震えが起こる事も少なくなり、多少震えてもコントロール可能な場面が何度かありました。(なにせ30年ものなんで、時間が必要と感じています)

 

私のような症状の場合、この緊張箇所を弛めるという方法は有効だと感じます。書痙を改善させる方法は他にもあると思いますが、一旦弛める事で、別のアプローチに至る道筋が見えてくる気もします。

 

書痙というのは、世間的認知も低く、密かに苦しんでいる人が多いと思います。これらの私の体験が、お役に立てたら幸いです。